考えたことをつらつらと。日々の記憶。

リハビリ

昨晩、布団の中で河村・拓哉さんの推し・文芸の文章を読んだ。書き手の優しさや配慮がじんわりと滲む、品のある柔らかい言葉が綴られていて、お湯に浸かっているみたいだった。好きだなぁと素直に思った。

毎日難しいことばかり考えていると、不意に心のうちに現れた素朴な感情に戸惑ってしまう。眠いなぁと思いながら、私は初めて友人以外の書評を見て本を買った。

 
4日前から、書くことのリハビリを始めた。人様の目に触れる場所に文を散らすのは憚られてGoogle docsに書き溜めていたのだけれど、本日をもって脱出。数年ぶりにhatenablogに戻ってきた。他にもよく使っている記事投稿サイトはあるけれど、こちらの方が素朴で落ち着くのだ。まだ残っていてくれて嬉しい。

 

さて、一つ前に投稿した記事を振り返ってみよう。今にも人を刺し殺しそうな鋭利な言葉が並んでいて少しびっくりしてしまう。これって本当に私が書いた?

自分の荒々しい部分や焦燥の自覚を拒む頑なさが見え隠れてしていて(もしくは剥き出しで)とてもいい。こういう文章は、荒ぶっている時にしか書けないからね。少なくとも今日の私には書けないものだから、書いてよかったなぁと思う。

読んでない人は読まなくていいよ。恥ずかしいから。